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瞬間から瞬間へ

石を踏み越えて行くこの人物の足取りは軽く、深刻なところはひとつもなく、それでいて完全にバランスを保ち、油断がありません。
渦を巻き、たえず変化しつづける水の背後には、ビルディングの輪郭が見えます。
都市が背景に姿を現おしているのです。この人は市場(マーケットプレイス)にいますが、それでいてなお、その外にいて自分のバランスを保ち、市場を上から見守ることができます。
このカードは、別の場所と別の時に心を奪われている状態から離れて、今ここで起こっていることに油断せずにいてごらん、と私たちを促しています。
自分の判断、好み、そしてこまごまとした長期計画への執着をすべて落としたら、生はそのなかで遊ぶことのできる大海です。
自分の道に現われるものに対して開いていましよう来るに任せて。
そして、つまずいたり転んだりしても、心配することはありません。自分を起き上がらせ、ほこりを払い、思い切り笑って、進みつづけましょう。
~♡~
過去はもうないし、未来はまだない。
このふたつは両方とも、その必要もないのに、存在しない方角に動いている。
ひとつは、かつては存在していたがもはや存在せず、もうひとつは、存在しはじめてすらいない。唯一正しい人とは、瞬間から瞬間へと生きる人、その矢が瞬間に向けられている人、つねに今とここに在る人のことだ。
どこにいようとも、その人の全意識全存在は、ここの現実(リアリティ)と今の現実(リアリティ)にかかわっている。
それこそ、唯一正しい方角だ。
そういう人しか黄金の門には入れない。現在が、その黄金の門だ。
<今ここ>が、黄金の門だ。
……そして、あなたが現在に在ることができるのは、野心がないときだけだ成し遂げるということがなく、権力、金、名煮光明さえも達成したいという欲望がないときだけだ。
というのも、野心はすべて、あなたを未来へと導いていくからだ。
野心のない人でなければ現在にとどまることはできない。
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