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REBIRTH / MOMENT-TO-MOMENT/再誕生/瞬間から瞬間へ

あなた自身の感じていることが完全に正しいとされていて——しかもあなたが、自分はまったく正しい! と感じる——そのような状況においてすら、それでもなお、これまでにあなたが 知ってきたあらゆることを超えている、なにかの可能性に対して開いていなさい。過去の体験 から飛び出して、まったく新しい次元に飛び込みなさい。
仏陀が光明を得て、最初にしたことは、自分の家族のもとに帰ることだった。そうすることで、 彼になにが起こったかを彼らが知ることができるように......。そして、以前自分が愛していた それらすべての人びとを彼が思いだしたというのは自然なことだ。 
だが彼の妻、ヤショダーラは、非常に怒っていた。それもまた自然で、人間的だ。ある夜、こ の人は、行くということを告げることすらせずに、突然逃げ出した......。その傷は深かった。そ して、あなたは驚くだろうが、その傷は、ゴータマ・シッダルタが彼女を置き去りにしたからではなかった——それは問題ではなかった。彼女はこの人を途方もなく愛していたので、もし彼が自分の内的な探究のために 森に行くことを望んでいたのなら、彼女はそれを許していただろう。傷は、彼が彼女になにも言わなかったことだった。彼が 彼女を信頼していなかったことだった——それが傷だった。そのちがいを見てごらん! 彼女は普通の女ではない。これが彼 女を痛めていたことだったのだ——「なぜ彼は私を信じることができなかったのだろう?」......。
そして彼が着いたとき、突然、彼女は怒っていた。彼女の怒りは爆発した。彼女は言った。「なぜあなたは私に言わなかったの? 私はあなたを妨げはしなかったでしょう。それに、あなたは私を知っているではありませんか——ほんとうによく知ってい るのに。私たちは何年もいっしょに暮らしたのよ。私が一度でも、なにかのことであなたの邪魔をしたことがあったでしょうか? 私はあなたをとても深く、とても広く愛していました......私があなたの探究の妨げになることはななかったでしょう。なぜ あなたは私に言ってくださらなかったのですか?」 彼女は何度も何度も彼にたずねた。それから怒って、息子を呼んだ。仏陀が去ったとき、その子は生後一ヶ月にすぎなかった。 いまでは彼は十二歳で、絶えずたずねていた。「私の父はどこにいるのですか? 私の父は誰なのですか?」 彼女はその少年を呼んで言った。「ラーフラ、この人があなたの父親です。彼は臆病者のように逃げたのです。この人があなたに生を与えたのです。さあ、財産を譲ってもらいなさい!」 彼女はあざけって挑発していた。仏陀はいまや乞食だったからだ——どんな財産を? 彼はいったいなにを得たのだろう? ......。
そして仏陀はどうしたか、あなたはわかるかね? 彼はその子をサニヤスにイニシエートした。彼は、その子に自分の乞食 用の鉢を与えて言った。「私はほんとうはこのために来たのだよ。私は見い出した。そして私の息子にも見い出してほしい。そしてヤショダーラ、この怒りはもう終わりにしなさい。いまではもう意味がない。お前が怒っているその男はもういないからだ。 私は死んで、再び生まれている。私はお前の激しい怒りを理解することはできるが、あの夜にお前を置き去りにしたその男は もういない。もう一度私をみてごらん!」
目は涙でいっぱいになっていたが、彼女は見た......そして認めた。彼女の怒りはすべて消えた。彼女は仏陀の足もとにひれ 伏した。イニシエーションを求め、彼のサニヤシンになった。 
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