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和合

性を、最後の段階ではなく、最初の段階にしましょう。 
ふたりの恋人が深い性的なオーガズムに入っているとき、彼らは互いに溶け合う。そうなると、女性はもはや女性ではない、男性はもはや男性ではない。彼らはまさに " イン(陰)" と " ヤン(陽)" のサークルのようになる。互いに届き合い、互いに出合い、溶けて、自分た ちの存在証明を忘れている......。だからこそ愛は非常に美しい。この境地は " ムドラー " と 呼ばれている......そして、全体とのオーガズムの最後の境地は、" マハムドラー "——偉大な オーガズムと呼ばれている。 
オーガズムとは、そこではあなたの身体がもはや物質とは感じられない境地だ。それはエ ネルギー、電気のように振動する。それが、基盤そのものから、あまりにも深く振動するた めに、あなたはそれが物質的なものだということを完全に忘れる。それは電気的な現象にな る——そしてそれは、確かに電気的な現象だ。
やがて、彼らが互いに愛し合い、互いに明け渡していたら、彼らは脈動の、エネルギーであるこの瞬間に明け渡す。しか も彼らは恐れていない......。
身体が境界を失うとき、身体が実際に蒸発して、エネルギー、非常に微妙なリズムしか残っていないとき、それは、まる で自分がいないかのようだとあなたには思われる......。人は、深い愛のなかでしかそのなかに入れない。愛は死のようだ。 あなたは、自分は身体だ思っているかぎりにおいて死ぬ。あなたは、自分の物質的なイメージに関するかぎり死ぬ。あなた は身体としては死ぬ。そしてエネルギー、活力に満ちたエネルギーとして進化する。
そして、パートナーたちがひとつのリズムで振動し始めると、彼らの心臓の鼓動と身体はひとつになる。それはハーモニー になる......そうなると彼らはもはやふたりではない。
いまでは彼らはひとつのサークルだ。そして彼らはいっしょになって振動する、いっしょになって脈動する。彼らの心臓 はもはや離れてはいない。彼らはメロディーに、ハーモニーになった。それはありうるかぎりもっとも偉大な音楽だ。それ に比べると、ほかの音楽はすべて弱々しいものだ。それに比べると影のようなものだ。
同じことが、相手の人とではなく、存在全体と起こるとき、そのときにはそれは " マハムドラー " だ。そのときにはそれ は偉大なオーガズムだ。 
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